ドミノ デザイナー
ロータス スクリプト データオブジェクトの機能拡張

ODBCConnection オブジェクトの変更
- トランザクションモード、CommitTransactions、および RollbackTransactions をサポートするために、AutoCommit と CommitOnDisconnect プロパティが ODBCResultSet オブジェクトからここに移されました。これらのタスクは引数を取りません。AutoCommit はデフォルトで True になります。ドライバとデータソースがトランザクションをサポートする場合は、 False に設定してトランザクションモードを入力できます。
- GetRegistrationInfo と IsTimedOut メソッドが削除されました。
- DisconnectTimeOut と Exclusive プロパティが削除されました。
- 問い合せの非同期実行に対するサポートが削除されました。IsSupported プロパティは False を返し、スクリプトが非同期モードを使うときに正しく動作するようにします。
- ConnectTo メソッドは未登録のデータソースの自動登録を行いません。
- ExecProcedure メソッドが削除されました。新しく ODBCResultSet オブジェクトに追加された ExecProcedure メソッドでストアドプロシージャを実行します。
また、次の障害に気を付けてください。- ListProcedures メソッドがドライバによっては機能しないことがあります。
- ODBC ドライバが実際にはサポートするのに、特定のモードをサポートしないと表示する現象があります。ODBC ドライバの問題のために、ODBCConnection オブジェクトの IsSupported プロパティに正しく表示されない場合があります。DB_SUPP_READONLY 項目で、ODBC の制約により正しく報告されない場合があります。
ODBCResultSet オブジェクトの変更- プロパティ AutoCommit と CommitOnDisconnect は ODBCConnection オブジェクトに移動しました。ODBCConnection オブジェクトの AutoCommit プロパティを False に設定して (DBMS によってサポートされている場合)、トランザクションモードに入ることができます。このモードは、すべての検索と、その接続に関連する結果セットに適用されます。
- Transactions メソッドと、Close メソッドの Commit および Rollback 関数は、ODBCConnection オブジェクトの CommitTransactions メソッドと RollbackTransactions メソッドで置換されました。これらの新しいメソッドには引数がなく、その接続で保留中のすべてのトランザクションに適用されます。INTERSOLV ドライバでエラー 720「You cannot have more than one statement active, when SQL_AUTOCOMMIT is false」が発生することがあります。回避策として、「Res.Execute」の後、かつ「Res.Execute」または「Res.Delete Row」の前に、「Call Res.LastRow」を実行することを推奨します。
- Asynchronous および Override プロパティは削除されました。
- 新しい ExecProcedure メソッドでは、ストアードプロシージャを実行できます。
- RefreshRow メソッドは削除されました。
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