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マニュアルの変更
複数ディレクトリ
ドミノ サーバー
サーバーディレクトリカタログとディレクトリアシスタント

下記に示した、『R5 システム管理ヘルプ』の「サーバーディレクトリカタログとディレクトリアシスタント」の記述の内、太字の部分は間違いです(この項目は [印刷ビュー] の『システム管理者ガイド』の「第15章 複数ディレクトリの管理」にも表示されます)。この部分は次のように訂正します。

「ディレクトリカタログで検索要求を処理できない場合、たとえば、ディレクトリカタログに設定されていないフィールドを LDAP クライアントで検索すると、ディレクトリアシスタントを設定してあれば、検索は完全なディレクトリに拡張されます。」

(ヘルプ中の記述)
サーバーは常にそれ自体の1次ドミノディレクトリを検索し、次にサーバーのディレクトリカタログを検索してからディレクトリアシスタントを使用します。通常は、サーバーディレクトリカタログとディレクトリアシスタントを両方設定することを推奨します。サーバーディレクトリカタログは、メールのアドレス指定要求などの各種要求を満たすことができる場合が多いので、サーバーが検索する必要があるのは複数の2次ディレクトリではなく、ディレクトリカタログだけです。

ディレクトリカタログの各エントリには、エントリの取得元になったドミノディレクトリのレプリカ ID と、そのエントリの UNID、つまり複製された文書で一意の ID が記録されています。ディレクトリカタログに含まれていないフィールドに対する LDAP 検索処理など、カタログで検索を処理しきれない場合には、サーバーはこの情報とディレクトリアシスタントから取得した情報を利用することで、2次ドミノディレクトリの全エントリへのアクセスをすばやく行えます。

サーバーディレクトリカタログとディレクトリアシスタントに同じ2次ドミノディレクトリを設定する必要はありません。2次ドミノディレクトリをディレクトリアシスタントに設定して、サーバーディレクトリカタログには設定しないと、サーバーはディレクトリカタログを検索してから、2次ドミノディレクトリを検索します。2次ドミノディレクトリをサーバーディレクトリカタログ設定に追加して、ディレクトリアシスタントには設定しないと、2次ドミノディレクトリの検索が必要になった場合、サーバーはディレクトリカタログの文書リンクを使用してディレクトリ内の完全なエントリを見つけます。


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